わさびさんの日記

醸造や地域の魅力発信、ワインについてなど。日記もね。

県との取り組み②

葡萄農家の担い手、を明確に考え抜いていたわけではないですけど地場産業には興味がありました。せっかく働くならその土地を代表する世界の中で自分を生かしていきたい。山梨であればワインであったり果物であったり。そうして応募して、選考を通り記念すべき初回6/18にチャレンジやまなしに参加しました。

 

参加者は同じ朝のNHKを見て応募した人たちばかりでした。見る人は見ているのですね。そこで出会ったのが株式会社東夢の面々、今の上司であり同僚です。葡萄云々、ワイン云々の前にこの人たちの人柄・人間性に惹かれてしまった。惹き込まれてしまったというのが正直な話で、第1回が終了後、会長を捕まえて何とかここで働きたい旨を伝えたところ、実際問題給料を払う余裕がないことも聞き、悩むことなくそれでも構わない旨を伝え、まずは東夢農場で働くことになりました。6月7月は東夢農場で繁忙期のアルバイトを募集していたのです。

 

正直、身体はしんどかったです。慣れない農作業、しかも葡萄畑の棚は私の長身にはかなり厳しく勤務前や勤務後の通勤においてもわかっていたことではありましたが片道50kmの車の運転は疲労と眠さで大変でした。それでも努力というか諸事皆さんに次第点をいただき8/1より東夢ワイナリー(株式会社東夢)にスライドして働く運びとなりました。あんまり大きな声で言えないですけど、県の第6次産業課からの補助金を受けて生きております。

 

実際のところ、第6次産業全てって言っていいほど偉く多岐にわたる内容でお仕事しています。作ったり手入れしたり剪定したり開墾したり売ったり持ってったり法人営業に出向いたり個人さんに会いにいったり商品管理したり発注したり葡萄食べたりワイン飲んだり海外のお客さんお迎えしたり商談したり…。楽しい、楽しいのは楽しい。でも楽しいというよりは充実しすぎている。仕事は山のようにあります。武田信玄もびっくり。止まってる暇がない、回遊魚のように動き続け考え続け、企画書を作りシステムを考え、新しいデザインを考えたり焼肉食べたり、毎日が学祭前夜みたいなわっしょいな感じです。

 

昨日に引き続き櫂突き作業を行いました。はてなブログというのは動画はアップできないのかな?作業を撮ったものがあるのだけど。

 

続く